掲示板形式セッションの遊び方

 SWWWにはじめて来た人は、掲示板上でTRPGのセッションをしたことがない場合も多いかと思います。そういう初心者の方に向けて、掲示板形式セッションの遊び方を説明します。

 また、開催されているセッションは実際のセッション例でもありますから、共用セッション掲示板から気に入ったセッションのスレッドを一本、読んでみることをおすすめします。

共用セッション掲示板・会議室の使い方

 掲示板形式セッションの会場となるのが、共用セッション掲示板共用セッション会議室です。

 あるいはGMが、そのセッション専用の外部サイトを用意している場合があります。外部サイトの使い方は、サイトを用意したGMに説明してもらってください。

 ここでは、SWWWで用意している3種類の掲示板の使い方を紹介します。

共用セッション掲示板

 実際にGMが舞台を用意し、キャラクターがロールプレイを行って、セッションを進行する掲示板です。「PCBBS」「日記掲示板」などと呼ばれることがあります。

 GMはこの掲示板に、開催するセッション専用のスレッドを1つ作成します。プレイヤーは、GMが作成したスレッドに「日記」を書き込むことで、キャラクターとしての行動を決定していきます。日記の書き方参照)

共用セッション会議室

 GMとプレイヤー同士が、ロールプレイを抜きにして、質問や相談を行う補助的な掲示板です。「PLBBS」「会議室」などと呼ばれることがあります。

 GMはこの掲示板に、開催するセッションの相談用ツリーを作成します。プレイヤーは、このツリーへの返信で、挨拶や質問、相談を行います。よく知らないプレイヤー同士で遊ぶことになりますから、自分の参加するセッションが始まったら、まずこの掲示板で挨拶と自己紹介をしましょう。

 また、記事数が増えてツリーが長くなり、見辛くなってしまった場合には、新しいツリーを作成しても構いません。

一行掲示板

 共用セッション掲示板・会議室のページに、お名前と一行メッセージを書き込める小さな掲示板があります。これは、人目に触れさせたい短いメッセージを書き込むために使用します。

日記の書き方

 共用セッション掲示板のスレッドを1つ開いてみてください。そのスレッドにある、GM以外の書き込みはすべて「日記」になります。

 「日記」とは、キャラクターの一人称視点での行動の描写のことです。完全にキャラクターの視点で物語を描写します。他人の行動を受けたり、状況を判断したりして、本人の行動を一人称視点で描写していきます。

 キャラクターの行動の決定、行動の宣言、NPCとの会話などはすべて「日記」によって行います。セッションの状況に影響を与えるのは、基本的にプレイヤーが「日記」に書いた内容だけです。

 また、「PLより」と明記した注釈文で、キャラクターの言動をプレイヤーの言葉で補足することができます。サイコロを振った結果も、この注釈文の中に記載します。プレイヤーとしての行動指針や、思うところを書くのも良いことです。

共用セッション掲示板で日記を書くには

日記にするほどでもないことは?

 共用セッション会議室のほうに書きましょう。会議室は次のような用途に利用できます。

 このほかにも、そのセッションに関係する話題で、日記にするほどでもないことは何でも書いて構いません。また、積極的に意見を交換することは、セッションを楽しむ上で必要不可欠ですから、どんどん書き込み、返信をしましょう。

日記を書く上で注意すること

 「日記」を書く自分のキャラクターを本人、それ以外のすべてのキャラクターを他人として、以下に「日記」を書く上での注意事項を挙げます。

言葉にする内容は「」で括る

 「日記」では、キャラクターが実際に口に出す内容は「」(かぎかっこ)で括ってください。文章でキャラクターの言動を表現する際に、キャラクターの言葉(台詞)とそれ以外の行動が区別されていないと、他人からは何に対してどう反応すればいいのかわかりません。

他人の行動を決定してはいけない

 「日記」で描写できるのは、原則として本人の行動だけです。既に書かれているGMの描写や他人の日記の内容を、自分の日記に引用することは構いませんが、まだ書かれていない、他人の行動を勝手に決定して描写してはいけません。

他人を勝手に登場させてはいけない

 「日記」には、勝手に作成した名前や設定のあるNPCや、まだ「日記」を書いていない他のPCを登場させてはいけません。既に書かれているGMの描写や他人の日記で、その場にいることが確定しているキャラクターは構いません。その際も、他人の行動を決定してはいけないルールに抵触しないよう、注意しましょう。

特別なアイテムを勝手に登場させてはいけない

 「日記」に、特別な武器や、価値あるアイテムを勝手に登場させてはいけません。GMがセッションに登場させ、プレイヤーに認めた場合にのみ許されます。

GMが決定すべき結果を勝手に決定してはいけない

 判定や戦闘の結果、NPCの反応などを勝手に決定してはいけません。たとえばモンスターが登場したとき、魔物知識判定の結果を聞かないまま「あれはゴブリンだ」などと決定したり、戦闘もしないうちに「モンスターの群れを蹴散らした」などと描写してはいけません。「○○しようとした」「切りかかった(相手は避けるかもしれない)」のように描写し、行為の結果はGMにゆだねましょう。

日記を書くときのコツ

 次のような「日記」は悪い例です。何が悪いのか、わかりますか?

 依頼は人を捜してほしいとのことだった。えらそうに言われてもこれだけじゃ探しようもないもんだ。名前や姿、格好、性格や趣向などを教えてもらおう。あと報酬も相場ぐらいはほしいよな。

 「」で括られたキャラクターの言葉がありませんね。これでは、このキャラクターは何も喋っていない、誰に対しても何も働きかけていないということになり、GMや他のプレイヤーは、この「日記」に対してリアクションを返すことができません。

 それでは、これを改善してみましょう。

 依頼は人を捜してほしいとのことだが……。

「さすがにそれだけじゃ探しようがないぜ。そいつはいったいどんな奴なんだ? 引き受けるとして、報酬はどれくらいもらえるんだ?」

 名前や姿、格好、性格や趣向などを教えてもらおう。あと報酬も相場ぐらいはほしいよな。

 このような「日記」なら、このキャラクターは質問を口に出して話しかけています。GMはキャラクターの質問に対して、NPCの言葉でリアクションを返せるでしょう。

 「日記」を書くコツは、他のキャラクターに働きかけることです。ここでは台詞の有無を例に出しましたが、会話や態度、行為によって、他のキャラクターに働きかければ、相手はそれに対してリアクションを返すことができます。

 日常会話と同じように、リアクションを止めてしまうと、会話は続かなくなってしまいます。「日記」では、積極的に他のキャラクターに働きかけ、他のキャラクターからの働きかけに対してはリアクションを返しましょう。TRPGは会話で成り立つゲームです。ひとつひとつの会話を大切にしましょう。

共用セッション掲示板 共用セッション会議室