ゲームマスターをする前に
ゲームマスターしかしないという方でも、プレイヤー登録は必須です。もし登録がまだなら、このサイトで遊ぶためにをよく読んで、登録を済ませておいてください。キャラクター作成ガイド#ルールブック・レギュレーションおよびセッション・グレードについても確認し、理解しておいてください。
以下が、SWWWでセッションを開催する上での決まりごとです。
SWWW2.0の特色
SWWWでは、1セッション毎にプレイヤー募集スレッドを立てる形で、セッション開催されます。つまり、参加者はセッション毎に入れ替わります。
このため、当サイトでは、GMがプレイヤー募集する際、予め共有しておく枠組みを提示し、それに同意したプレイヤーが応募する、という形式でセッションを運用します。
共有する枠組みとは、採用するルールブック・サプリメント、PCの強さ・レベル帯(グレード)、募集期間、開催予定日、セッションの傾向・雰囲気などのことです。
ルールブック・レギュレーションの指定
GMは募集時に、セッションで用いるルールブック・レギュレーションを指定します。プレイヤーはレギュレーションに従い「セッション用データ」を作成することになります。
このとき、必要と思われる選択ルールの使用・不使用も、併記すると良いでしょう。(防御ファンブル等) 準拠する分冊1が改訂版かそうでないか、参加者間で必ずすり合わせて下さい。(→分冊1 ルール改訂部分)
セッション・グレードの指定
「セッション・グレード」は、SWWW独自のハウスルールです。2から10の9段階が存在し、それぞれに「総経験点」「成長回数」「所持金合計」が設定されています。GMは、応募するセッションのグレードを指定します。プレイヤーは、GMが指定したグレードに沿って、自分の「キャラクター背景」を元に「セッション用データ」を作成します。
GMがセッションで必要と判断するならば、標準で用意された「セッション・グレード」から「総経験点」「成長回数」「所持金合計」を変更することも出来ます。この場合、必ず募集時に明記して下さい。
セッションの開催形式
掲示板形式
共用セッション掲示板および共用セッション会議室を使用するか、GMがセッション用の外部サイトを作成してください。共用セッション掲示板のスレッドやセッション用の外部サイトを作成したら、募集スレッドを編集したり新しく返信をして、そのURLを提示し、参加者を会場へ誘導してください。
サイコロを振る際には、SWWWに設置しているダイスチャットを利用できます。もちろん、GMが用意したダイスツールを使用しても構いません。
チャット形式
IRCやCGIチャットを使用してください。CGIチャットを利用する場合、GMがセッション用のチャットを設置するなりして用意してください。SWWWに設置してあるチャットは、チャット形式セッションの会場として利用できません。
セッションの募集期間
募集の開始から締め切りまで、最低3日間の期間を設定してください。たとえば、10日に募集を開始したなら、締め切りには13日以降を指定します。
また、一度設定した締め切りを、参加者が十分に集まったからなどといって、早めることはしないでください。早い者勝ちにしてしまうと、募集掲示板の確認頻度が低い人や、応募を検討していた人から、参加の機会を奪ってしまうためです。
セッションの開催期間
セッションは最長でも、開始日(募集締め切り日あるいはその翌日)から2ヶ月の予定で募集し、開催してください。開催期間が2ヶ月を超える見通しの長期セッションを開催することは禁止しています。
ただし、開催中に、2ヶ月での終結が困難な状況になった場合は、セッションを終わらせるために、追加で2週間の猶予があります。この猶予期間のうちに、なるべく早めにセッションを終了させてください。
募集時に提示した開催期間を超過したら、プレイヤーにはそのセッションを無条件で途中抜けする権利があります。参加者から、セッションを途中抜けしたい意思表示があった場合は、速やかにその参加者を解放してください。また、GMはすべての参加者に、セッション継続の意志があるかどうか確認してください。
参加者の拘束と解放
プレイヤーは、ひとつのセッションに応募や参加をしている間、他のセッションに応募や参加をすることができません。セッションの参加者は、参加中のセッションから解放処理があるまで、そのセッションに拘束されます。
解放処理とは、そのセッションの募集スレッドに、GMがセッションを終了する旨の書き込みをするか、特定の参加者を解放する旨の書き込みをすることです。チャット形式セッションの場合は、ログがWebに公開されている必要があります。
また、例外として、募集時に提示した開催期間を超過していて、募集スレッドへの返信で、参加者みずから途中抜けする宣言があった場合、その参加者はその時点でセッションから解放されます。
セッション・ログ公開の原則
SWWW2.0で開催されたセッションは、原則としてプレイログを保存・ウェブ上で公開する必要があります。SWWWは開かれた交流を旨とするオンラインセッションサイトだからです。セッションが終了したら、すみやかに、そのログをWebに公開してください。またその際、参加者のIPアドレス等、ログに個人情報が残っている場合は、その部分を編集し削除してください。ログの公開が行われなかったセッションは、開催されなかったことになります。注意してください。
ログ公開の手段
セッション・ログをWebに公開する手段としては、以下のようなものが考えられます。
- レンタルサーバーを借り、その領域にアップロードする
- ブログやWiki等を設置し、記事として作成する
- Dropboxのpublicフォルダに保存して公開する
オリジナルルール:GMボーナス
SWWW2.0でセッションを1度開催するたび、GMはボーナスとして以下のうちいずれか1つを選択・取得できます(取得しなくとも構いません)。決定・取得のタイミングはセッション・ログ公開時です。ボーナス取得を持ち越す・保留することはできません。
- 現在の登録プレイヤー・キャラクターに、経験点100点を与える
- 現在の登録プレイヤー・キャラクターに、【名誉点プレイヤーに与えた名誉点の半分】or【1・2回目12.5点、3回目以降11.8点】点を与える
なお、GM回数5回目以降名誉点は1点ずつ増加していきます。上限は20点までです。
オリジナル・モンスターについて
GMは、ルールブックに存在しない、オリジナルのモンスターをセッションに登場させても構いません。ただし、「このモンスターは特殊な存在であり、一般的な存在ではない」との注釈を付けるようにしてください。
オリジナル・モンスター作成時の指針
オリジナルモンスターの数値的なデータは、分冊2の306ページから309ページに従って作成することを推奨します。ただし、セッションを楽しく、公平に遊ぶために必要であれば、自由に作成しても構いません。
ルールブックやサプリメント記載のデータを一部変更して登場させる場合、セッションログの公開の際、著作権に留意して下さい。
オリジナル・アイテムについて
GMは、ルールブックに存在しない、オリジナルのアイテムをセッションに登場させても構いません。ただし、セッション終了後に、PCの手元に残してはなりません。また、オリジナル・モンスター同様、に「このアイテムは特殊な存在であり、一般的な存在ではない」との注釈を付けてください。
オリジナル・アイテム運用時の指針
SWWWは、ゲームデザイナーが想定した小規模で閉じた環境ではなく、多人数で世界観を共有する開かれた環境です。特殊な設定をセッション外に持ち出すと、世界観の共有は困難になってしまいます。オリジナル・モンスターやアイテムにまつわるエピソードは、セッション内で完結するように調整してください。
特別なデータを持たない、記念品のようなフレーバーアイテムについては、とくに制限がありません。
キャンペーンについて
キャンペーンとは、一話完結でない続きもののセッションのことです。セッションの開催期間の制限内であれば、1つのセッションを、チャット形式セッションによるショート・キャンペーン(以下、キャンペーン)として開催することができます。
また、GMが望むなら、キャンペーン内(セッション内)の任意のタイミングで、PCにルールブックに沿った成長を行わせることもできます。ただし、キャンペーンが終了すると、PCは再びそのグレードあるいは次のグレードでリビルドされることになるため、成長をさせすぎるとプレイヤーを戸惑わせてしまうかもしれません。注意してください。
キャンペーン運用時の注意
キャンペーンは複数回のセッションを行いますが、SWWW公式の扱いとしては、全体で1回のセッションです。キャンペーン開催中にセッション・グレードを変更することはできません。
プレイヤー募集テンプレート
セッションを開催するには以下のテンプレートに沿った募集文を用意し、冒険の募集と応募掲示板に新しいスレッドを作成してください。